作品内容
ビジネスや権力・カネといった有象無象に揉まれる若き地震専門家がその恐怖と対峙するまでを描いた衝撃作。地震研究所の職員・葉山は愛する妻・娘と幸せに暮らしながら日々地震の研究に勤しむ。友人に「東京大地震が起きる日はいつだと思う?」と問われた葉山はカンで「2月7日午後5時28分」と答えたが…。しかし、惨劇は予想よりもずっとはやく訪れて――!?この物語は、現在、東京にマグニチュード7の大地震が起こった場合の惨状を各種のデータにより構成した、単なるフィクションでは無い恐怖の予知劇である――。故横山まさみちが昭和46年に書き下ろした衝撃作が現代に蘇る!!