作品内容
どこの学校にもひとつくらい恐怖のいわく話があるものです。私の学校には使用した生徒たちに次々と変死、病死、自殺といった不幸が起きるので使用されなくなった「あかずのトイレ」の話があります。ある日、私がそのトイレを遠くから覗いてみると…(収録作「あかずのトイレ」より)今年の夏、同級生が海に落ち、それを助けようとした先生が死んでしまったのです。助けられたその生徒は、先生の死に責任を感じて自殺をしようとするのだけれど…(収録作「先生のお仕置き」より)少女の恐怖と怪奇体験がギッシリ詰まった谷間夢路の傑作ホラー短編集「怪奇夢路館」第3巻!