作品内容
オレは布袋屋黒犬、落語家――と言ってもこの間やっと名前をもらったばっか、下っ端のペーペーだ。想い人にしてお師匠さんの布袋屋小禄。
20代半ばで師匠とまで呼ばれる地位にまで昇進した実力、若いのに威張るでもなく、
穏やかで誰にも優しい人柄、文句の付け所が無い――かのように見えて実は――!?
表題作「おあとがよろしいようで」他、「ネコを飼う」「それはとても晴れた日で」「ハネムーン」「平凡ライフプランニング」
「僕は好きさ。」「言葉にできたら」を含む全7本を収録した、著者初となるBL作品集。